スターバックスのロゴとそっくりの看板が摘発されている。

2013年11月4日更新 view: 1285 view

だれでも知っているロゴをマネすると犯罪になります。

スターバックスコーヒーと言えばだれでも知っているコーヒーチェーン店。その類似ロゴを使って商売していたらどうなったかまとめてみました。

商標法違反の疑いで書類送検されたケース

「スターバックス®」のロゴ商標®(左:引用)と「スター・バー」の看板(右)

スタバそっくりロゴ使用 ガールズバー摘発

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コーヒー店チェーン大手「スターバックス」の類似商標を使い営業していたガールズバー


コーヒー店チェーン大手「スターバックス」とそっくりのロゴを、女性従業員が接客するガールズバーの看板などに使用したとして、千葉県警東金署は8日、商標法違反の疑いで千葉市緑区の「クリエイティブ・コンサルタンツ」と、同社の男性役員(32)を書類送検した。

 送検容疑は昨年5月下旬から今年1月中旬まで、同社が東金市で経営するガールズバー「スター・バー」で、米スターバックス社が登録している商標に似せたロゴを、看板や店員の服などに使用した疑い。

 同署によると、役員は「まず“スター・バー”という店名を考えついて“スタバ”のロゴを使おうと思った」と容疑を認めている。本家と同じ緑色とのロゴは役員がネット上から勝手に盗用し、、女性が両手にビールジョッキを持った姿に加工。さらに店名部分を「STAR BAR」に変更していた。看板は業者に依頼して作ったという。

 スターバックスコーヒージャパンのホームページによると、千葉県内には47店舗を展開しているが、東金市内はゼロ。

 ロゴは米国で1971年に開業して以来、4パターンあるとされ、現在は“4代目”。盗用されたのは、1992年から2011年2月まで使用された「3代目」に酷似している。

 東金署員が昨年秋、JR東金駅から1キロほどの住宅街の一角に掲げられた看板に気付き、日本法人に連絡。米本社からの告訴を受理して捜査していた。摘発以降、営業はしていない。

 「スター・バー」は15人程度の客が入れ、カウンター越しに女性従業員が飲料などを提供する営業形態。捜査関係者は「営業システム自体には問題がなかったが、看板は色、文字もそっくり。でも一目見れば偽物と分かる。人気店に便乗したのだろうが、飲食店としての売り上げはあまりなかったようだ」と話した。

 ▽スターバックスコーヒー 1971年に米ワシントン州シアトルで開業。エスプレッソを使用した「ラテ」を中心に、飲み物のテークアウトスタイルを確立し43カ国・地域に拡大。日本は96年8月、銀座に初上陸、店舗数はライセンス店を含め994店(12年3月末現在)。

2013年3月9日 スポニチ

男性役員は「スター・バー」という店名を思いつき、ネット上でスタバのロゴのデータをひろってき加工したようです。でも加工したのはほんの一部。上の写真をみてもそっくりなのは一目瞭然ですよね。ちがうところは2つ。1つは女性の両手部分(赤枠)。「スター・バー」の看板の女性は両手にビールジョッキを持っています(このパロディっぷりは笑えますが。。。)。もう1つは文字部分。「スター・バー」の看板では、上に「GIRL’S」、下に「STAR BAR」とかかれています。

問題は、スタバのロゴの特徴部分、つまり、これはスタバのロゴだよね!って、だれもがわかる部分はどこか?ということです。スタバのロゴは、(1)ウェーブのかかった長い髪の毛の女性、(2)女性の頭の上の王冠、(3)女性の両手部分のしっぽ(?)、(4)緑色の円形の枠の上下にかかれた文字と星マークの4つの部分が組み合わさってできています。

このうちどの部分をみれば、あ、これはど~みてもスタバのロゴだよね!(または、これはど~かんがえてもスタバのロゴのパクリだよね!)といえるかというと、(1)ウェーブのかかった長い髪の毛の女性、(2)女性の頭の上の王冠、(4)緑色の円形の枠の上下にかかれた文字と星マークでしょう。つまり「スター・バー」の看板は、ん、これはど~みてもスタバのロゴのパクリだよね!といわれてしまう特徴部分がのこっていて、関係ない部分しか加工していなかったために、スタバのロゴの登録商標と似ているという容疑がかかってしまったとかんがえられます。

他人の商標登録を参考にしてご自身のネーミングやロゴをつくることは問題ありません。でもどこが商標登録の特徴部分か?、つまり、これは〇〇〇のネーミング(ロゴ)だよね!って、だれもがわかる部分はどこか?ということをかんがえて参考にしないと、今回の事件のようになってしまいます。ご注意ください。

ちなみに現在スタバのロゴは4パターンあって、今回真似されたロゴは1992年から2011年2月までつわれていた3代目のロゴです。でもいまは使われていないからロゴを真似していいか?というと、そうではありません。キモは、使われているかどうかではなく、商標登録されているかどうか?ということです。

タイのバンコク「スターバンコーヒー」のケース

今回はタイで事件が起こりました。「スターバンコーヒー」と名付け、スターバックスのロゴをパクッたコーヒー屋台を経営するおじさんに対して、スターバックスが怒って裁判を起こしたのです。

スターバックスは、2012年10月17日にスターバンのおじさんにロゴを使うのをやめるよう警告状を送りました。通常、パクリ品を見つけてもいきなり訴えるわけではありません。ケンカを売る方も慎重です。大企業だとしても基本的には穏便に済ませたいわけです。

しかしおじさんは無視してTシャツやステッカーやワッペンにこのロゴを使い続けたのです。なぜならこのロゴはデザイナーの友人に作られたものだし、スターバックスからではなくイスラム教から想いついたからとおじさんは言っています。

商標が似ている似ていないを判断するとき、何をモチーフにしたかではなく、ユーザーが商標をみたときにどう思うかが重要です。おそらく多くのユーザーが、スターバンのロゴを見たら、イスラム教よりスターバックスを想い出すでしょう。

スターバックスは、賠償金30万バーツ(95万円)に加え、金利7.5%とロゴの使用をやめるまで月々3万バーツ(約9万5000円)の支払いを求める訴えを起こしました。

アジア諸国ではパクリ品の被害が増加しています。企業はそのために莫大なお金を投資しています。これはなぜかというと、一つでも許してしまうと、第二第三のパクリ品が出てくるからです。商標侵害、みんなでやれば、怖くない、ってやつです。

ディズニーランドがロゴやキャラクターの使用を徹底的に取り締まっているのもこのためです。ブランドを作り上げるには、自分たちのコーポレートアイデンティティーを長年使い続けるだけではなく、勝手に使わせない努力が必要です。勝手にロゴやキャラを使わせることで、バッタもんの商品が流通してしまうリスクがあります。

警告状が来たということは、送り主も相当の覚悟をしているはずです。もしパクリ品じゃないにもかかわらずビジネスを止めさせてしまったら、その分の賠償金を逆に請求されてしまうからです。また企業にとってケンカを仕掛けることは、会社イメージにも影響します。

これってどう?

ドラえもんの妹ドラミちゃんが恐い顔した店を目撃しました。
雀荘みたいで、店名が「ドラ・魅ちゃん」
これってどう?

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