防虫剤「ミセスロイド」のほか、保冷枕「アイスノン」や脱臭剤「ノンスメル」などの製品を持つ白元、民事再生法の適用申請

2014年5月30日更新 view: 39 view

「ミセスロイド」の白元、民事再生法の適用申請

防虫剤「ミセスロイド」の製造で知られる日用品メーカー「白元」(東京都台東区)は29日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、経営破綻した。競争激化によって業績が伸び悩み、財務状態が悪化していた。東京商工リサーチによると、負債総額は約255億円。事業は継続する。

事業は継続

使い捨てカイロや防虫剤などで知られる日用品メーカーの白元(東京・台東)は29日、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請したと発表した。民間調査会社の帝国データバンクによると、負債総額は255億円。鎌田真社長は辞任し、間瀬和秀取締役が6月1日付で社長代行となる。

同社は防虫剤「ミセスロイド」のほか、保冷枕「アイスノン」や脱臭剤「ノンスメル」などの製品を持つ。事業を継続しながら再建を目指す。

白元の2013年3月期の売上高は304億円。日用品業界では価格競争などが激しい。花王やライオンなど大手メーカーに押される形で前の期と比べて減収となり、民間調査会社によれば赤字に陥っていた。

白元は使い捨てカイロ「ホッカイロ」を手掛けていたが、1月に製薬会社の興和へ同製品の国内販売事業を売却している。

白元は29日、「弊社が取り扱う製品・商品は、これまで通りの品質を維持し、安定供給する」とのコメントを自社のホームページに掲載した。

日経ニュース

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDZ290FL_Z20C14A5000000/

民事再生手続開始の申立て及び弊社の今後の事業の再建について

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民事再生手続開始の申立て及び弊社の今後の事業の再建について

                                           2014/5/29

 弊社は、平成26年5月29日、東京地方裁判所に民事再生手続開始の申立てを行い、受理されました。併せて、同日付で同裁判所より、弁済禁止の保全処分と監督命令が発令され、腰塚和男弁護士(東京まどか法律事務所、住所:〒101-0041、東京都千代田区神田須田町1-13-8)が監督委員に選任されましたので、お知らせ致します。

 皆さまには多大なご迷惑とご心配をおかけ致しますことを、心よりお詫び申し上げます。本日の民事再生手続開始の申立てにあたって、弊社代表取締役社長鎌田真は代表取締役を辞することとし、今後は、裁判所及び監督委員の監督のもと、取締役間瀬和秀が平成26年6月1日より代表取締役社長代行となり、申立代理人である西村あさひ法律事務所のご指導を仰ぎながら、新体制で役職員一丸となって、当社の事業の再建に向けて全力を尽くしてまいる所存です。

 民事再生手続は、弊社のこれまでの事業を継続しながらその再建を図る手続ですので、弊社が取り扱う製品・商品につきましては、これまでどおり、お客さまに十分にご満足頂ける品質を維持するとともに、安定的に供給させて頂く所存です。お客さまにおかれましては、これまでと変わりなく弊社の商品をご愛顧頂き、何卒ご理解と引き続きのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

【お問い合わせ先】

株式会社白元 再生対策室 

電 話:03-3835-7563 

FAX:03-3835-1578

http://www.hakugen.co.jp/topics/detail.php?tpid=148

保冷枕「アイスノン」や防虫剤「パラゾール」「ミセスロイド」などのヒット商品で知られる日用品メーカー「白元(はくげん)」(東京都台東区)が29日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。量販店などでの値引き販売で利益が出にくくなり、業績が悪化していた。

 帝国データバンクによると、負債総額は約255億円。白元によると、創業家出身の鎌田真社長が辞任し、事業は続けるという。

 白元は、1923(大正12)年に防虫剤メーカーとして創業した。ただ、業績悪化が続き、2013年に住友化学が約20%の株式を引き受け、再建を支援していた。今年1月には看板商品の使い捨てカイロ「ホッカイロ」の事業を、医薬品会社の興和(名古屋市)に売却した。

朝日新聞デジタル

http://www.asahi.com/articles/ASG5Y6JQXG5YULFA028.html

会社概要

本社所在地
〒110-0015
東京都台東区東上野2-21-14
. TEL03-3835-2241.
創業大正12年.
設立昭和25年.
資本金43億2,473万円.
従業員数377名 (2014年4月30日現在).

役員代表取締役社長 鎌田 真

取締役       間瀬 和秀

取締役       熊谷 世一

取締役       田邊 一男

取締役       鈴木 崇

取締役       梶塚 俊哉

監査役       行田 敏久

監査役       佐々木 稔郎

監査役       吉成 外史.

売上高

2013年3月期  304.8億円

2012年3月期  315.2億円

2011年3月期  291.5億円.

http://www.hakugen.co.jp/company/

概要

創業者の鎌田泉が1923年(大正12年)に、自らの経営により防虫剤・防臭剤の製造販売を開始する。1950年(昭和25年)に株式会社へ改組すると、のちに1953年(昭和28年)に蛍光染料「白元」を発売。これが同社の看板商品となったことで、さらに化学技術を進め、防虫・防臭方面に拡大を続けてゆく。

1972年(昭和47年)には液体靴下止め「ソックタッチ」を発売。これを機に社名を現在の「白元」に改称する。

パラジクロルベンゼン系衣服用防虫剤「パラゾール」を始め、冷蔵庫用脱臭剤「ノンスメル」、使い捨てカイロ「ホッカイロ」、ピレスロイド系衣服用防虫剤「ミセスロイド」、保冷枕「アイスノン」など息の長いヒット商品が多く、業界屈指のロングセラーメーカーとして知られる。また、2001年(平成13年)より、大正製薬からの商標貸与によって殺虫剤事業に参入している他、キング化学や大三を傘下に収めたことで、「快適ガードプロ」や「バスキング」をはじめとする衛生用品・入浴剤事業にも参入した。

他社との競合により減収となり2014年5月29日には東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請した。負債総額は255億円。

歴史

1923年(大正12年):創業者・鎌田泉により、白元の前身となる鎌田商会を設立。防虫剤、防臭剤の個人製造を開始する。
1950年(昭和25年):株式会社に改組し、株式会社鎌田商会を設立。
1953年(昭和28年):蛍光染料「白元」を発売。看板商品となり、後の社名変更に影響。
1954年(昭和29年)7月29日:原因不明の失火により足立工場を焼失。企業再生を宣言し、この日を設立記念日とする。
1958年(昭和33年):洋服ダンス用防虫剤「パラゾール」発売。同社を代表する看板商品となる。
1963年(昭和38年):冷蔵庫用脱臭剤「ノンスメル」発売。後に脱臭剤は同商標で統一。
1965年(昭和40年):保冷袋「アイスノン」発売。後にアイスノンは保冷枕で一躍有名となり、保冷枕の代名詞として知られるようになる。
1967年(昭和42年):大阪営業所を株式会社カマダとして分社化。翌1968年(昭和43年)に日本樟脳油販売株式会社の製造部門を吸収合併する。
1971年(昭和46年):本社ビル竣工。
1972年(昭和47年):「ソックタッチ」の発売を機に株式会社鎌田商会から株式会社 白元に社名変更(それまでは一般的な呼び方が「鎌田商会」よりも「パラゾール・白元本舗」の方が馴染んでいた)。
1974年(昭和49年) 1月:名古屋営業所を白元中部販売株式会社として分社化
3月:株式会社カマダが白元西部販売株式会社に商号変更
12月:白元商事株式会社を設立

1975年(昭和50年):白元化工株式会社を設立
1976年(昭和51年):かもめ流通株式会社を設立
1979年(昭和54年):盛岡営業所を白元東北販売株式会社として分社化
1980年(昭和55年):使い捨てカイロ「ホッカイロ」発売。ユニークなCMの宣伝効果もあり、一躍ヒット商品となる。
1988年(昭和63年):洋服ダンス用防虫剤「ミセスロイド」発売。エステー化学の「ムシューダ」と共にシェアを寡占する。
1989年(平成元年):白元東部販売株式会社を設立
1991年(平成3年):株式会社テクノンに資本参加
1994年(平成6年) 1月:販売会社5社(白元中部販売・白元西部販売・白元商事・白元東北販売・白元東部販売)を吸収合併
12月:株式会社白元フォンテムを設立

1996年(平成8年):白元プロダクト株式会社を設立
1998年(平成10年):白元恒産株式会社を設立
1999年(平成11年):ヤマト・インダストリー株式会社と合弁でサイズロック株式会社を設立
2000年(平成12年) 2月:大正製薬株式会社から殺虫剤の販売に関する商標使用権を期限付で借り入れ、統一ブランド「ワイパア」で殺虫剤事業に参入。動機は、夏の主力商材を摸索していた(秋冬は防虫剤、冬はカイロが主力だが、夏は決め手に欠いていた)背景がある。
9月:明治薬品工業株式会社を100%子会社化
10月:高知県の中堅衛生用品メーカー大三株式会社及びグループ会社の株式会社大三メディカルを100%子会社化

2002年(平成14年) 4月:株式会社テクノンが白元プロダクト株式会社を吸収合併、物流部門をかもめ流通株式会社へ統合、栗橋工場が株式会社サイズロックへ業務移管される。
10月:株式会社マザーズ、白元工業株式会社を設立

2003年(平成15年) 4月:株式会社大三メディカルが株式会社白元トレーディングに商号変更
10月:和歌山県の中堅殺虫剤メーカーキング化学株式会社を100%子会社化。

2005年(平成17年) 株式会社白元トレーディングと株式会社白元恒産が合併し、株式会社白元商事に商号変更
サイズロック株式会社・白元化工株式会社・白元工業株式会社の3社が合併し、株式会社白元化工に商号変更
明治薬品工業株式会社の製造をキング科学株式会社に継承し、マザーズ株式会社・株式会社白元フォンテム・明治薬品工業株式会社の3社が合併し、株式会社マザーズに商号変更

2006年(平成18年) 大三株式会社及びキング化学株式会社の家庭用品部門の営業部門を統合。入浴剤(バスキング)や衛生用品がカテゴリに加わる。
株式会社白元化工が株式会社テクノンを吸収合併
米原物流センターをかもめ流通株式会社から移管

2007年(平成19年):株式会社白元化工、株式会社白元商事を吸収合併
2008年(平成20年) 2月:かもめ流通株式会社を吸収合併
4月:株式会社白元ワークスを設立

2009年(平成21年):キング化学株式会社を吸収合併。これにより、「バスキング」などの入浴剤や「グリーンゾル」などの製造を行うようになる(営業部門の統合により、既に白元ブランド化した製品もあった)。
2010年(平成22年):株式会社白元ワークスを吸収合併
2011年(平成23年):丸三産業株式会社との共同出資により、コットンを中心とした医療用品や衛生用品等の製造・販売を行うコットン・ラボ株式会社を設立し、営業開始。
2013年(平成25年):第三者割当増資により、当社株式の一部を住友化学株式会社が取得し、同社からの出資を受ける。
2014年(平成26年):日本国内での使い捨てカイロ事業の販売を同年4月に興和株式会社へ譲渡することを発表。使い捨てカイロの製造については、1月に興和株式会社との合弁会社として興和白元古河ファクトリー株式会社を設立し、分社化[2]。5月29日には民事再生法の適用を東京地裁へ申請した。

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