鉄道ファン大注目!山手線切り替え工事“幻の車両”「軌陸車」約90台がそろう

2019年11月16日更新 view: 158 view

「軌陸車」と呼ばれる線路と道路の両方を走ることができる特殊な車両

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今回のJR山手線などでの線路の切り替え工事には、「軌陸車」と呼ばれる線路と道路の両方を走ることができる特殊な車両がおよそ90台使われていて、JR東日本によりますと、これだけ多くの「軌陸車」が一堂に集まるのは珍しいということです。

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「軌陸車」は、線路を走ることができるようにショベルカーやトラックなどの車両の下に鉄道の車輪が取り付けられている特殊な車両で、鉄道施設の工事などで使用されます。こうした工事は通常、夜中に行われることが多いことから、一般の人たちは見かける機会が少ないため、鉄道ファンたちの間では「幻の車両」とも言われています。

線路の切り替え工事を見渡せるポイントでは多くの鉄道ファンたちが集まり、「軌陸車」の撮影を試みる姿も見られました。

鉄道ファン「現場の熱い思い感じた」

線路の切り替え工事を見渡せる田町駅近くの高架には、鉄道ファンなどが大勢集まりました。

午前9時時点では全国から10人余りの鉄道ファンが集まり、望遠レンズを付けたカメラやビデオカメラを構えて、「軌陸車」が何台も行き来している様子などを熱心に撮影。中には、15日午後11時から休みを取らずに撮影し続けているという人の姿もありました。

都内の中学2年生の男子生徒は、「工事による運休で土曜日の授業が休校になり撮影に来ることができました。目の前で工事を見ることができ、新駅を作るんだという現場の熱い思いを感じられて感無量です」と話していました。

横浜市から訪れた30歳の男性は「線路上を走行する特殊車両をたくさん見ることができて、とてもうれしいです。この貴重な機会をたくさん撮影したい」と話していました。

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山手線 いったいどんな工事?

新駅の開業に向けた工事で、きょうの始発から大規模な運休となっている東京のJR山手線 。

今回、行われている工事は線路を移動させる「移設工事」と呼ばれる作業です。

移動させるのは▽山手線の内回り線と▽外回り線、それに▽京浜東北線のあわせて3本です。

輸送量が多い、首都圏で3本の線路を同時に移動させる大規模な工事は、今回が初めてとなります。

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移設工事が必要となったのは、「高輪ゲートウェイ駅」の開業に伴って、電車の通り道も変わるからです。

これまで山手線と京浜東北線は品川駅と田町駅の間を通過する際、旧車両基地の敷地を避けるように外周を通っていました。

それが今回、旧車両基地の敷地の真ん中付近に「高輪ゲートウェイ駅」が設置されるため、新駅の前後で、これまでの線路を移動させて新しい線路につなげる必要がでてきたのです。

大規模工事の理由は駅の構造の違い

線路を3本同時に移動させるという大規模な工事となったのは品川駅と田町駅のホームの構造の「違い」が主な要因となっています。

品川駅のホームは山手線と京浜東北線が路線別に分かれていますが、田町駅では山手線と京浜東北線が進行方向別となっていて混在しています。

このため、線路を1本ずつ動かすことが不可能で、「3本同時移設」という初めてとなる大規模な工事が行われることになりました。

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