意味が分かると怖い話 まとめ2 『妹との想い出』

2013年5月2日更新 view: 23373 view

妹との想い出

・12/15
さて、何を書くものか。誰かに見せるわけでもないが、何となく最初は自己紹介。
両親を墜落事故で亡くした俺は去年から妹と二人暮らし…だったのだが、
その妹は今年の春から留学中。帰ってくるのは3月だ。というわけで今年の冬は一人で生活。
暇だから日記でも書いてみる。ちなみにこれは妹が去年のクリスマスにくれたノート。
ツリーの絵が描いてある。ん…意外と書くこと無いな。今日はもう寝ることにする。
妹、おやすみ。

・12/16
ペンは持ってみたものの書くことが無い。
妹との思い出を書こうとしても、なかなか手が動かない。
本当に俺って妹がいないと何もできないんだな。妹に会いたい。

・12/17
今日は友達に合コンに誘われた。なんでもクリスマスに合コンをやるらしい。
妹に言ったら怒るだろうか?

・12/18
ふと俺を叱る妹の顔が頭に浮かんだ。
「もう、お兄ちゃんったら!しっかりしてよね!」
ってまた言って欲しい。絶対に言ってくれないけど。

・12/20
妹に去年のクリスマスにあげたプレゼント。今は俺が大事に使ってます。
そういえば今年は妹にプレゼント買わないからお金が結構あまってるな。
はぁ…妹に会いたい。

・12/21
妹に会いたい。正月には帰って来ないらしいから会うのは3ヶ月以上先か。
お金たまったしアメリカ行きてぇなぁ。

・12/22
妹に会いたい。
妹に会いたい。
妹に会いたい。
妹に会いたい。
妹に会いたい。

・12/23
妹から電話が来た!!!
送り主不明の人からクリスマスプレゼントが届いたって驚いてた(笑)
サプライズとかお兄ちゃんさすが。

・12/24
決めた!おにいちゃん妹のところに行きます!俺、妹がいないと無理だ。
ということでこれが最後の日記です。それでは!

・12/25
メリークリスマス!妹から電話が来た。クリスマスパーティをやったんだそうだ。
そして妹は急遽、日本に帰宅するらしい。あやうく俺がアメリカに行くところだった。
妹はお年玉がそんなに欲しいのか?(笑)それとも俺に会いたくなったか?
かわいいやつだ。お年玉たくさん用意して待ってるからな。

・12/27
…信じられないことがおきた。日本に向かう飛行機が墜落したそうだ。
死体が握り締めていた俺からのプレゼントの財布の中身で身元が判明したらしい。
1日おきに書いてきた日記も今日で最後にする。
ページはまだ残っているから悲しみから立ち直ることができたら、
来年の12月に妹との想い出でもつづろうと思います。

解説

奇数と偶数の日付で書かれた年代が異なる

奇数の日付けの日記を読んだ後、偶数の日付の日記を読むと意味が分かる

サウナ

銭湯に行った。あがる前にサウナで一汗かくのが俺の日課だ。
俺が入って1分くらいで、男が1人入って来た。
勝負だ。コイツが出るまで俺は出ない。これも日課だ。
10分経過。相手の男は軽く100キロはありそうなデブだった。
15分経過。滝のような汗を流してるくせに、頑張るじゃないか、デブめ。
18分経過。ついにデブが動いた。
今にも倒れそうな程フラフラになりながらサウナを出ていく。
俺の勝ちだ!!俺はサウナルームの真ん中でガッツポーズをとった。

目を覚ますと、俺は見慣れない部屋にいた。
どこかで見たようなオッサンが覗きこんでくる。
番台にいたオッサンだ。オッサンは言った。
「私が点検に行ったら君が倒れてたんだよ。ドアにもたれかかるようにして失神していた」
どうやら熱中症を起こしたらしい。少し頑張り過ぎたか。

オッサンはやれやれとばかりに、
「君を運ぶのはまったく骨が折れたよ。今度からは気を付けてくれよ」
俺はオッサンにお礼を言って帰った。ビールでも飲んで寝るとしよう。

解説

前半の俺と後半の俺はそれぞれ別人

助かったのはデブ、つまり前半の俺は・・・

彼女ができました

俺にも彼女ができた
包容力のある蠍座のB型
丁度仕事から帰って来た時告白されて
持って来た食材で料理中。
つまり俺にも春が来た
たのしい日々が始まりそう
女っ気がない人生から卒業だ
ニコニコした生活が待ってる
居場所もできて
座ってると料理が出てきた
ラッキー
れんあい経験無いけど
てんからの贈り物かな?
にんげん、良い事がある
げんに、俺がそうだ
ラッキー
れんあいも頑張るか
なんか、ずっと見ていてくれて、
いつも気に掛けてたらしい
たのしい
すてきな人生
けいけんない俺で良いらしい
てか、これ見て照れてるよ

解説

先頭の文字を上から下に読むと・・・

アイドル

ある男がいた。男はとあるアイドルAの熱狂的なファンだった。
安月給のため生活に余裕はなかったが、使える金は全てアイドルAにつぎこんでいた。
写真集やDVDの発売イベントには必ず顔を出し、その場でありったけの金を使うことが男の日常だった。

その日はアイドルAのバースデーイベントだった。
当然参加した男が握手待ちの列に並んでいると、アイドルAのマネージャーが話しかけてきた。

「いつもありがとうございます」

毎回イベントに顔を出し写真集などを数十冊単位で購入していく男は
すっかり顔馴染みになっていた。

「Aもほんと喜んでるんですよ」

そう言われて内心嬉しくてたまらない男。そしてようやく握手する番になった。
男は今日のために用意したぬいぐるんを彼女にプレゼントした。

「わぁ!ありがと?!」

目の前でにっこりと笑いながら喜んでいる姿に男はこの上ない幸せを感じていた。

数日後、アイドルAは自宅前の路上でメッタ刺しにされて殺された。
犯人はあの男だった。目撃証言から割り出され抵抗することもなく逮捕された。

「なぜあんなことをしたんだ」

刑事からの追求に男はボソリとつぶやいた。

「ずっと暗かったから」

解説

男はぬいぐるみに隠しカメラを仕掛けていた

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が、「ずっと暗かった」

つまり、プレゼントが開封されていないことが分かった男は激高した

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